花糸ギャラリー

 
Else Thordur Haandarbejdets Fremme

今年はいつものベングトソンの樹ではなく、珍しくE.T.Hansenの樹を刺しました。昨年みんなでベングトソンの樹を刺したので、ちょっと気分を変えたくて。

日本版の鳥と木のシリーズでお馴染みのデザイナーですが、同姓のEdith Hansenと違いあまり刺す機会がありません。これも小さくて見えにくいですが、木と木の間に鳥が何羽もいます。他の作品を見ても木と鳥の好きな方のようです。それにしてもこの人のデザインを見るとどうしても織りのチャートに見えてしょうがないのです。ですからこれを刺す間もつい、これは横向きに織るものかなあそれとも縦向きかなあと雑念がチラチラ。
これは2本取りの指定になっていますので、刺しやすくてしかも程良い大きさに仕上がります。出来上がりは夏向きだし、梅雨前に早々と蒸し暑くなった頃にざくざくと刺すのにいい図案です。

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