(雄鶏社旧版、デンマークオリジナル、雄鶏社新版)
昨日の朝からハリポタの新刊が箱の封も開けられず構ってもらえないでいます。あー、時間が欲しいっ。
というところへ、また宅配便が。
お待たせ致しました~。クラシックとモダンです。
まだ届いていないという方のために、現物をちらと見たところで、少し訂正いたします。
サイズ:雄鶏社ではオリジナルよりひとまわり小さくなるとの事でした。A5がB6になるとか。
でもごらんのように全く同じです。(よかったよかった)
ハードカバーの縁のノリ分が小さいだけです。
かなり薄いんじゃないかというご意見もありましたが、雄鶏社旧版>新版>デンマーク版で、ほぼ同じです。
印刷の画質:意外とよかったのがカラー、少しグリーンを被っているかなと思いましたが、もともと日本版は前のも他の国のより黄がかっていました。他の国のはカラーがもっと少ないところが多いし。
で、問題の白黒のチャート。
たしかに翔んじゃったところがあちこちにあります。ただ、均等な升目なのでかなり飛んだところでも使えないというほどのものはないと思います。
はっきり言って以前のフレメのキットのチャートの方が酷かった。
升目が歪んでいる、あるいは擦れて、ずれて、記号が潰れて見えないは珍しくなかったです。コピーのコピーのコピーの…じゃないかと思えるほど酷かったりして。
最近はすっきり作り直されていてきれいなのですが、私は最近はほとんど買っていないので、持っている図案の99%が古い手書きのなので本当に困ることが。
今年の一月のハーブのベルプルなんかも、潰れていて途中でお手上げになってヨーロッパのステッチャーさんに最近のキットのコピーを送ってもらいました。ええ、「コピー」ですわよ!コピーに文句あったらまともなチャートを売れっ!
あ、すみません、ちょっと積年の怒りがこみ上げてきて。
…というようなものに較べれば(クールダウンクールダウン)、一番心配だったバックステッチなども一応大丈夫みたい。
紙質はやはりイマイチで、文章のページの裏写りもありますが、日本語で読めるんですもの、文句はでないでしょう。断面が波打っていますけど、これも我慢の範囲かと。
というわけで、フレメなファンとしては、充分満足。なによりよくぞこのお値段で、と思いました。
とにかくひとりでも多くの方がこれを自宅に持てるって事がとっても嬉しいです。
そして、再版を知らずに古書をオークションなどですでにお買いになってちょっとがっかりという方には、その差はあるのでは?と言えるのも、(入手がどんなに大変だったのが分かるだけに)、よかったと思います。
一部のお店が在庫として持つという噂もありますので、少しでも細く長く買えるといいなあ。
本当におめでとうございます、ですね。