みかん箱の中には非刺繍なものも当然混じっています。
そのひとつが、この寒さで重宝しています。
このアルパカの毛糸玉を買ったのはいったいいつか思い出せないほど昔。
棒針編みは守備外なのに、モノトーンとナチュラルな素材に弱いので、つい。
4,5年くらい前に娘が編んでいるのを見ていて、これを一緒に編み始めました。娘と同じ編み目では親としてのメンツが、というわけではないのですが、鹿の子編みに。
でも半分くらい編んだところで暖かくなりそのままでしたが、昨年末に刺繍のミカンと一緒に編み上げました。
できあがっても普通のマフラーはもういらないので、今風にわっかに仕上げ。
二重に巻いたり、頭に巻いたり。家事をしていても邪魔にならず、今年の寒さで、大活躍しています。
ネックウォーマーもシルクものなどのをいろいろ持っているのですが、惜しげなく使えていい感じ。
ウールのセーターは地肌に触れるとかぶれてしまうのですが、アルパカでかのこ編みなので、これは大丈夫。
鹿の子編みって面倒といわれますが、撚りの甘い糸なので、少々目を間違えても目立たないので、楽ちんでいた。
ほとんどのものは飾ることもないし、実用品も作らない刺繍と違って、こんな風に実用になるハンドメイドする人っていいなー。