とりあえずV&Aの記事を続けて更新しております。
なにしろ最近は昨日の晩ご飯もなんだっけーなので、どしどしとりあえず書いておかないと……。
感想などうだうだは後で書き足すとして、記憶違いがあると困るような事から。
間違った事など書いておりましたら、どしどしと(でもどうぞお手柔らかに)ご指摘頂けるとたいへん嬉しいです。
ところで、今回の旅行、ヨーロッパ(ではないかも、前回はイギリスだけでしたから)は4年振りなのですが、今までとは一番の違いは。
円安
中国人(団体観光客)が多い、多いなんてもんじゃないほど多い
この二つは日本にいてニュースなどで頭で分かってはいても、体験しないと解らないほどものすごいです。
円安はユーロとポンドは高くなったとは気付いていたので、ここ2年輸入はほとんどすべてアメリカに限っていたので、解ってはいたのですが、滞在中日常の生活必需品や公共料金でこれほど高く感じるとは。
(我が家は以前は衣料品や食料品など輸入調達の方が多いほどでしたが、最近は子供が大きくなったなどで輸入そのものが激減はしていました。)
たとえば普通のサンドイッチが3ポンド前後、これにミネラルウォーターだのコーラだのといった最低限のお持ち帰り軽食でひとり千円。え??
ルーブルのコーラなどは(レストランではなくただの瓶や缶)3.5ユーロだったかな。500円近いですよね。外でもそんなに安い訳ではなくて。
決して贅沢な旅行をしているつもりはないのですが、今まで飛行機代さえ払って行ってしまえば、国内旅行より安く楽しく過ごせたはずの海外旅行が怪しくなってきました。
帰宅して最初にスーパーへ行くと、あーあ何で日本はこんなに何でも高いのかと思っていたのですが、今回初めて、何を見ても安いっと思いました。
たしかに日本はデフレです。だから為替レート以上に国内の価格と差を感じるようです。これが大きいかも。
そして中国人については……すごいです。
4年前のロンドンにはあんなにいなかった。インド系アラブ系の方が目立っていました。
昨年の台湾より中国人が多かったと言って娘に笑われましたが、台湾にいるのは普通の中国人なのでいくら人混みでも気にならないのです(あちらの方の気にしているかもしれませんが)。
最初の経由地の空港で店員さんに「ニーハオ」と声をかけられて???だったのですが。
その後イギリスでもフランスでも何度もニーハオと言われ、こちらの表情をみて改めて「コンニチワ」。
実際に街に出てわかりました。街というよりいわゆる観光地。
ルーブルのミロのビーナスの周りなどひっきりなしにニーハオ団体さまご一行が取り囲み、フラッシュバンバン。しかもひとりづつ前できっちり記念撮影するのでたいへんな混雑です。
たまたまそのそばのリフトをよく使ったので何度も見ていたのですが、圧倒的な迫力。
遠巻きにして空くのを待つ白人観光客。日本人はさすがに最近は減ったのでしょうか、団体は毎日通っても2組くらいしか見ませんでした。
団体なので移動すると一気に静かになるので待てばいいのですが。
もちろんニケなども人気で、ポピュラーなものだと言えばそれまでなのですが。どうも大きい物がお好きなようです。
かっての日本人はあんな感じだったのかなあと思います。3年前にハワイに行った時もすでに日本人観光客は相手にしていないという感じでちょっと驚いたのですが、911の後で急激に減った時期だったからかと思っていました。
たぶん目立つのはかっての日本人観光客に言われたように、人種が違うことと団体で行動するからだと思いますが、恐るべし中国経済です。帰国して経済記事を読んでいたら外貨準備高が日本を抜いて世界一位とか。
ひとりひとりも非常にアクティブで、見るもの全てに一言言い合い、きっとハードなはずの旅行に疲れたようすもなく、途中でへたり込んでいる人なんて見ませんでした。中国料理はすごい。薬膳料理だろうか。
娘の年代がたとえばアメリカの大学のスカラシップなんか取ろうとしたら、あるいは海外で就職しようとしたら(うちの娘はもともと無理ですが)学力でも面接でも負けてほとんど中国の学生に取られちゃうと思います。
のんびり娘もこの意見には同意していました。(しかし頑張ろうという気はなさそう、不況デフレ日本育ちはひ弱です)インフレ育ちの母親はもっとひたすら軟弱ですが。
帰国したら、某野党のトップ交代の選挙中でふたりの候補者が花見の席でほろ酔いででろれつの回らぬインタビューが中継されていました。
スト中のフランスのTVで毎日出ていた長時間でもびくともせずにしゃべり続ける政治家、イギリスでちょうど起きた中国がらみの大きな事件での両政府の当局者を見た後では、かなり情けない。
酔った姿、泣く姿は政治家としてはすでに失格では?日本だけですよね、そんなものが親しみや同情を求めるなんて考えるのは。自国民はコーラを300円出しても飲めないんだ!(食い物恨みに怒り沸騰中の食いしん坊国民)別に与党党員とかではありませんので、念のため。