春の旅行から帰って来ました。
旅行が昨年のロンドン・パリに続いて、パリ・ローマ・フィレンツェというパック旅行もどきな行き先なので、あんまり面白いというほどのネタはないのですが。特に刺繍ネタはなくて手芸関係はタペストリーのお話がひとつあるくらいかな。
で旅行前に書いていたお買い物、その後の結果報告を少し。
実はシニアな話題ながら、結構メールなどで反応がありまして、使い心地を知りたがっていらっしゃる方があったので。
まず【フランス製腰痛バンド】
パーフェクトでございました。
ぎりぎりになって一応ワコールのガードルタイプも一応取り寄せたのですが(この手は通販のみなので)、10年以上前もだめでしたが今回も到着後3分で返品。
ワコールがだめというより、私は胃が弱いというかきっと胃下垂っていうのでしょう。お腹を圧迫されるとだめ。だから産後腰痛になったのも、産後ガードルとかが使えないままデカベビーの世話をしたからでしょう。
で、お腹を圧迫しないものは、肝心の腰保護力がなかったりすぐずれる。15年間結構いろいろ試してやっと満足なのに当たりました。
腰痛の方ならご存じですが、これが辛いのは歩き回る時間帯じゃなくてむしろ夜間寝ている時。今回めずらしくぐっすりだったのはこれのおかげもあるかと。
軽い腰痛なのでこれを締めていれば外していても効果持続です。(次、ぎくっと来るまでは・笑)
ただ、これは最後に素敵(?)なオチがあります。
パリからの帰国でしたが、シャルルドゴール空港のチェックイン後のセキュリティチェック。(年々どこも厳しいです)
例の液体粘りのあるものは全部持ち込み制限。私は保湿クリームと歯磨きチューブを提出。(これって板チョコはいいけどトリュフは引っかかるとか)口紅を出して聞いている人もいました。
ところが最後の最後に娘がペットボトルまるまる一本出してきたのです。なにしろ物価高で350ccで400円もするので勿体ない!と行列に並びながら家族で回しのみ。まだ一口残ったのももったいぞと私が飲み干しながら係員の前へ。ただ周りも似たような状態で空のペットボトルの大袋を前に係りの方も、空のボトルを握りしめている私に、フランスの空のボトルは欲しいか?なんて質問。うちのご愛用の炭酸入りミネラルウォーターは真っ赤な可愛いボトルなんですが、いえいえと引き取ってもらいました。
と、パリ旅行の最後をおばちゃんのもったいないモード全開で締めくくりかけたのですが。そのゲートを挟んでもっとおばちゃんに厳しい試練が。
次ぎに例の荷物と人間さま用セキュリティチェックのゲートがあるのですが、なぜか私は珍しくピーと鳴らせてしまいました。
おばさま係員が機械と手でチェック。手で触れたときに例の腰痛ベルトがあったので外せと。
機内でラクチン用のストレッチのパンツの上に丈の長めのトップを着ていたのでその下でちょっと脇のホックを外して、ベリベリズボッ。ぶんぶんとおばさまの眼の前で振ってお見せしました。その時考えたこと、ワコールのガードルタイプを返品してきてよかった…
ちなみにここのセキュリティエリアは、他の空港と違って、短い通路で目の前はそのまま広い免税店とゲート待合室。パンツのホックを外している私のすぐ前を普通にお客が行き来しているのです。でも皆同じ試練を通った者同士、誰もこっち側は見ません。
まあ私だけじゃなくて、隣の白人の可愛い若い女性も最初の段階でブーツを脱がされ裸足でぴょんぴょんしていたと思ったら、くぐったところでもあっちを脱いだりこっちをめくったりしていました。当然別室があるはずですが、どの列もよほどでないとここで済ませたい人ばっかり。
とにかくよろしいという事になって放免されたんですが、目の前はエルメスのお店。免税店とはいえエルメスの前でパンツを脱げたというのも、おばちゃんになってよかった事かも。人前で口紅やウエストには触れるなというお約束は911以降はなくなったらしい(笑)
(買ったのはチュアンヌ社のオルテルクロス この会社のは商品によって代理店も違うのですが、私が買ったのは予防用あるいは軽症用のものです。商品の向き不向きもあるしアフェリエイトサイトにしたくないので、必要な方はぐぐってね。8千円前後だと思います。どこのお店も試着用を送ってくれるはず。)