今更今年もよろしく、というのも恥ずかしいのでむにゃむにゃ……。
刺繍もむにゃむにゃ……、でもまたいつでも楽しめるように、ちょっとお道具を強化しました。
どんどん低下する目の老化のために、年末に拡大鏡をいろいろと買い込んだのです。
よくある胸元に首からぶら下げるものや小さなのはなんとなくあるのですが、使い物にならないものばかりで、もっとちゃんとしたものを揃えたかったのです。レンズはピンキリあって長時間使っても目が疲れないためにはやっぱりそれなりのものが必要ですよね。
最初に買ったのは、眼鏡につけるタイプ。
姿勢を変えても、ついてくるのですが、糸を探すなどリネンから目を離すと、視線からレンズをずらしていてもくらくらして少し気持ちが悪くなりました。なにより外見が…ひとりで刺すにはかまわないのでしょうが。
そしてテーブルに置くタイプ。
フレキシブルな首の長いものにするつもりでしたが、安定に不安なものが多くてこちらにしました。
土台が鋳物で重いのでレンズを手前にぐっと引き寄せても大丈夫。折りたためばぴったりと平らになります。他のはドイツ製ですが、これだけは日本製です。
そして本命の大物がこれ。
レンズが大きくてひずみが少ないとなればこれが今のところ一番のようでした。
アームとライト付きでA4サイズまで見れるので、大作でも夜でも…もっとお目々がトシになっても(くすん)なんとかなりそう。
なによりこれでまたHF12リネンにカムバック出来そうです。一番きれいなのはやっぱりこの密度ですものね。
さて、今日と明日は久しぶりにちくちくする予定です。
上記のレンズの使い勝手などはまたサイト内で改めて書きますね(本当だろうか)。
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落ちた針って、座っているだけなのに、なぜか見つからない事がしばしば。
クロバーから出ているマグネットのついたスティックも便利ですが、非力でねえ。
見えている目の前の針にはいいのですが、行方不明の場合は、這い蹲ってあちこち撫でてまわってもちっとも見つからない。
海外からゲットしたマグネットのついた伸縮バーを愛用していました。
プレゼン用の指示棒のようにびよーんと伸びるので、足元の床をいすに座ったまま振り回せば、マグネットが強力なのでびしっと手応えが(今日も大漁だ…、ってなくしたのは一本のつもりだったけど、なぜ3本…)。
他ではあまり見かけなかったのですが、なんと国内で見つけてしまいました。
阪急梅田店のSESSEのキルト用品のところに。ただまとめて棚の隅にぶら下げてあったので、気づかない人も多いかと。
(そこでまた買ってしまう自分が情けない。光り物(宝石ではなく)お道具ものがスキだし、比較せずにはいられない)
上の画像の下が私の手持ちだったもの、マグネットも長さも新しいのより一回り大きくて長い。
上のは一段目が曲がるようになっています。クリップ一箱ばっちりくっつけます。持ち上げた状態です。
参考までにクロバーのバー(カバー付き)
一応なんとかくっついていますが、これは置いているから。持ち上げると少し落ちます。
そしてカバーを外してみます。
これもましですが、持ち上げるとかなり落ちますね。
SESSEのお店では、2,3ヶ月前から取り扱っているが、今後も続けるかどうかは分からないそうです。
ちょっとネットで探してみると海外でも刺繍のお店ではなく、キルトショップでなら売っていました。
数年前にキルト針で夫を殺した裁縫上手の妻って事件がありましたが、キルトファンによると、小さくて尖っていてかなり危険な針を大量に使うとの事だったので、もしかしたらキルターならご存じの商品かも。
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「通販生活」という刺繍に関係なさそうな通販雑誌に刺繍枠スタンドが出ていました。
とってもユニークで結構ファンの多い有名な雑誌なのですが。
木製でテーブルに置くタイプで12,000円
大塚あや子さんとクロバーの共同開発だそうです。
360度くるりと回転するというのがセールスポイントなのですが、クロバーは最近これの簡易版のようなプラスチック製の3千円ほどの360度回転のターンフープというのを出していたので、その高級版かな。
付属のフープはどちらも18センチ経、スタンドにはお手持ちのフープも使えます。
欧米系の本格的なクロスファンは避ける事の多いフープですし、特にフレメではまず出番のないものですが、ホワイトワークの小物などではやはり必要。
そして裏の始末をどれだけ簡単に出来るかも大事。それに配慮したのがセールスポイントだそうですが。実際の使い勝手はどうなのでしょうか。
ちなみに私は邪道で、まじめな刺繍ファンからは眉をひそめられると思いますが、フープについては木製ではなく、金属とプラスチックのスプリングタイプのフープの愛用者です。ワンタッチで使えるのでやめられなくて。
このタイプでは、アメリカあたりで無名のブランドですごーく小さな経のを買われた方があって、羨ましかったです。輸入できるような有名なメーカーのはどれも中から大のサイズばかりで。
ワンポイントの小物に使えるちびフープが欲しい。あ、もうそんな刺繍もしないかな。でもお道具はとにかく見つけたときに買っておかないと。まあそれより在庫品をなんとかしなくては。
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拍手やコメントをたくさんありがとうございました。
そちらへのお礼を先に書かないといけないのですが、その前にちょっと。
作品展というより展示会なのですが、たまたま覗いた大阪駅のデパートのプチポワン展で、ちょっとおもしろいものを見かけました。
4千円くらいの小さな額ですが、ピンクや黄色のベングトソン風の薔薇なのです。
実はちょうど仕上げようとしている今月のベルプルの薔薇にとっても似ていて。
ロココやバロックな他の作品とそこだけちょっと感じが違うのです。
一応訊ねたのですが久家氏のデザインで中国で作成しているそうです。
ゴースに刺すとこんな感じになるのかと、もしご覧になることがあればご参考までに。
クロスのデザインをプチポワンでミニチュアにしたものって外国ではたまにあるので、私もしてみたくてそういえばゴースも買ってあったはず。(いろいろ手持ちはあるんだけど…) ゴースってとっても高価なので無駄にならないようにしたいな。
東京になら常設のショールムがあるので、ご覧になった方もあるかも。
久家 道子 プチポワン華の刺繍展(阪急梅田店)
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/event/index.html#2006030805
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年の瀬にこんな事をしていていいのかなという気もするのですが、気が向いた時にしか出来ない作業なので。
海外デザイナーとメーカーのリンクを追加したのですが、どうしても行方不明のサイトがいくつかあって。
特にがっかりしたのは、Linda Driskell.
私がサンプラーものにはまったきっかけのデザイナーなのですが。
デザインのすばらしさとは対照的にかなり困ったサイトだったのですが、なくなるとやっぱりねえ。
妙なドメインだったから引っ越したのかと思ったのですが、今のところ引っ越し先はないようだし。
もしどこかで見つけた方は教えて下さいね。
あと、オリンパスがなくなったようで。発行している雑誌からもリンク切れ。
なくなるとは思えなかったところがなくなると、今のところ必要がない所ばかりでもやはりなぜかなと思います。
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フレメはフレームを使わず刺すのですが、ベルプルなど長いものに汚れ防止のため、刺す時は緩めたまま使ったことがあります。
これがなかなか良かったのですが、スクロールフレームはいろいろ不自由なこともあり、その後は布でくるんでいます。
布といってもいろいろあり、最終的に気に入っているのはバンダナです。
特に化繊混紡のものが、シワにならずほどよく厚みや重さがあり、もちろん洗濯も楽。
また普通ではあまり見かけないですが、かなり大判のものもとても便利です。
こういう化繊混紡のものや特大サイズはあるメジャーなウェスタンショップが扱っていたのですが、最近取り扱わなくなったので、ハワイなどアメリカで買われた方もありました。
100円ショップなどの安物は薄くて張りがなくてだめですが、1m~2mの大物作品などにはこれを惜しげなく縫い合わせて巾広にして使いました。ぺらぺらなので大きくなっても重すぎないのでこれはこれでちょうど良かったです。なにしろこういう大物はリネンそのものがどっしりと重いですから。
そんなくらいなら、布を縫えばいいと思うのですが、縁を縫う手間もありますが、こういう適度な張りや厚みがバンダナがやっぱり一番いいようなのです。
子供が小さいころは外出先で刺すことが多かったので、下に敷くためのものも一枚必ず持ち歩いていました。自分の衣類の膝やファーストフードや子供のお稽古の待合い室のテーブルなどに敷いていました。
これもハンカチだとすぐずれるので、バンダナが便利でした。
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ハンドローション輸入に送料を15ドル払った大馬鹿者です。
でもたかがハンドクリーム、されどハンドクリーム。
がっちりした段ボール箱(もっと軽い物はないのか、涙)でプチプチで丁寧にくるまれて(要りません!)届きました。
感動するほどのものじゃないんです。きっとこの程度なら日本にもあるだろうと思うのですが(でも見つからなかったので、また輸入したのですが)、やはりとりあえず速攻で手をすべすべにしてくれました。
一緒に初めてのハンドクリームも買ってみましたが、ソーイング用品のお店ブランドだけあってこちらもなかなか結構な使い心地。ローションよりクリームだけあってしっとり感は上ですが、べたつきゼロは同じです。
ただこれらは治療効果は期待できないので、夜はべとべとクリームを付けて眠るし、すべすべでも水には溶けるので台所仕事には向かないのです。
というわけで刺繍はOKになったのですが、昨日の更新のスキャナと画像作りにちょっと疲れまして…
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チャートにぺたりと貼って、刺しているところを示す物。
専用の窓付きのシールも輸入してみましたが、イマイチ。惜しげなく使えるお値段でもないし。
こちらは、地図や書類の指示をするためのもので、ピンポイントしてくれます。大きな文具店なら売っています。出始めた時からずっと愛用。
普通の付箋ではノリの面積も少ないし、さきっぽの形もだめなんです。
もう一点は、ソニープラザで見つけた文字入り。それだけでもちょっと可愛い気が。
アメリカなら絵柄入りなんてあるのではと思うのですが。
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