私も知らなかった大阪伝統食の続編(?)
由来の?な巻きずしではなく、別の大阪の伝統のお寿司を見つけました。
そしてティータイムのお店も。
大阪の刺繍専門店「かめしま」
大阪ミナミのど真ん中で地下鉄まで10歩、当然お食事どころには事欠かないはずなのですが、あまりにありすぎて、それにやはりそれなりにこちらにもいろいろ都合が(どんな…)
つい最近行ったのは「本福寿司」というお寿司屋さん。
場所はかめしまの並び南側すぐです。もちろん大丸百貨店の真向かい。
間口の小さな古めかしい古典的なお寿司屋さんの店構えです。
食べたのは「蒸し寿司」 食べられるのは冬の間だけです。
ほかほか~、今年の暖冬が恨めしいほどにほかほか~。しっとり味付けされたご飯に細かい具がたっぷり混ぜ込まれています。
茶わん蒸しもほかほかぷるるん~
刺繍と美味しいモノにちと(いやかなり)うるさい面々も満足~。
アフターかめしま お立ち寄り場として認定、ハンコポン、です。
蒸し寿司と言えばちらし寿司タイプを容器ごと蒸したもので、実は私と同行したうちのひとり(熱狂的蒸し寿司ファン)は京都のモノと信じていて、京都まで蒸し寿司ツアーに出かけたほどだったのです。
ところが最近の新聞でこれは大阪のものとか。京都まで行かなくても「あれ」が食べられる!というわけで出かけたのです。
私も含めて大阪育ちなら、このお店の前を何百回何千回と歩いた事があるはずなのに、みんな見逃していたのです。
ちなみに、今年の節分、かめしまさんの会長さんはここの巻きずしを社員に振る舞われたそうです。
美味しかった、お腹一杯と言いながら、デザートは別腹よと次に向かったのは、ココアの専門店 「AKAI TORI(赤い鳥)」。
テーブルの上にあるのはお店で飼っているカナリアじゃありません。
ここはケーキが鳥かごに入って出てくるのです。
他にもいろんなケーキなどがありますが、これが一番有名みたいです。
最近この心斎橋界隈でもすっかり少なくなった古いつくりのお店で、壁には世界中のココアのパッケージがべたべた。伝票は昔の童謡集「あかいとり」を模したフォルダに挟んで出てきます。
このあと近辺をあちこち走り回り(だってあのココア&ケーキのカロリーを消費するまで帰れない)、帰宅前に以前から寄りたかったお店にまたお茶を飲みに行きました。(カッ、カロリーは…)
先ほどの「あかいとり」と同じようなタイプのお店で、常連客が静かにお茶を飲んだり本を読んだりしていて、ミナミの喧噪から隔絶したお店でした。
かめしまとはちょうど背中合わせになる裏通りで、紅茶、というよりチャイの専門店で、やはり古いお店なのですが。
なんと、今月末で閉店だそうです。いずれ必ず再開する予定だそうですが。場所は変わるとか。こういう地味なお店はいくらバブル後とはいえ、この近辺での復活は難しいでしょう。
かめしまで買ったチャートや雑誌をぱらぱらとひとりで読むにはぴったりのお店だったのに、残念です。
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書くことは溜まっているのですが、頂いたご質問メールのひとつがよくある質問なのでこちらに。
以前もあちこちで書いたのですが、とりあえず。
1972年のカレンダーのバラ(昨年のベルプルのひとつです)の妙な糸番号についてです。
このアメリカ版の方に(オリジナルも同じだったと思いますが紛失中で未確認)、見慣れない色があると言うことですが、これはDMCです。
おっしゃるとおり#600は白ですが、これはDMCなのでピンクです。
このシリーズには数色(ほとんどがピンクだったはず)DMCが混じっていて図案では特に注意が書かれていないので、600なんて紛らわしいですね。
たぶんこの頃フレメ花糸では白はまだ#0だけ時期だったかも。そしてピンクも今より少なかったようです。
余計な事ですが、チャートにはメモを残していました。
出来れば全部花糸で刺したいなと思った時のもので、実際はどうしたのか作品を出してこないと分からないのですが、同じような事を考えた方はいらしゃると思うのでちょっと。
ただし、DMCの艶をアクセントにという効果を狙っている場合もありますので、むやみに花糸に置き換える必要もないのでしょうが。私のように逆にその艶が気になるという方や、DMC全色を持っていないFTメインの方がやむを得ずという場合もあるでしょう。
たとえば DMC#600→GTFT#290→FT#205
これは数年前に単品で刺した時の控えだと思うので、その後増えたOOEの花糸はDMCの花糸の色も含んでいるのでこれも加えて考えたらまた違った案もあるかも。
古い図案なのでFTにも#82という廃番色もあって#223,302あたりで刺したようです。
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昨日2センチ四方ほど刺したので、すっかりステッチャー気分になり、堂々と無関係な話題を書きに来ました。(????)
どうも変なことにむなしく時間を取られることが多い毎日なのですが、ここしばらくのやっかい事のひとつがPCへのセキュリティソフトの更新なのです。
もしアップデートしようとしてとらぶった方は、ご参考に。
最近のひとつき30日のうち5日以上、たぶんのべで一週間、べったりそれで無駄に過ごしたので。
結論から言うと、2007年版のソフトはどれも、古いよそのソフトを極端にいやがります。
複数のセキュリティソフト(アンチウイルスとか)が同居すると面倒な事になるので、本来そういうモノなのですが、今年の版はどこのもそれがかなりうるさくて。
特にPCにプレインストールされていたウイルスソフトの欠片が少しでも残っている場合がやっかいです。
そういうのは持ち主も使ったという記憶もありませんから、原因として思いつかないのです。
どうもへんだと思ったら、これを疑ってみて下さい。
このひとつきで、職場と自宅用の4つのPCの更新をしたのですが、すんなりいったのはひとつだけ。
相関図で言うと
ウイルスバスターは、ノートンのアンチウイルスがきらい
最近話題の、ジャストシステムのカペは、ウイルスバスターがきらい。
そしてノートンは、なんと内輪もめ。
片方のPCでは、インターネットセキュリティの2006と2007が喧嘩。
もうひとつのPCではノートン(シマンテックの個人向けブランド)のソフトとシマンテック(シマンテックの事業者向けソフトのブランド)のソフトが喧嘩を始め、シマンテックも対応がお手上げ。
こういう場合、それぞれの会社はかならず完全削除ツールというのを隠し持っているので、教えてもらいましょう。
できればこの手のソフトを換えるときは、最初からこれを使っておくべきかも知れないと思います。
普通のアンストールや関連ファイルの削除くらいではだめなんです。
ちなみに、ノートンは内輪もめなので、この削除ツールでもだめなんです。
対応の仕様書を読んでげんなりしました。
本当にセキュリティソフトって、PCの隅々まで食い込むソフトですね。
それにしてもこの関係の用事、思い返せばむなしい時間だった。でもなしでなんて困るし。
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私は昔からいかやきが好きよという、コメントなぞ頂いてううむ、そうであったかと、自分の思いこみ嗜好に激しく反省しております。
今度いつかお粉オフしましょうね、ぜひお薦めいかやき屋さんへ(刺繍とおやつには分かち難いものが…)
といいつつおおっぴら手抜きの出来る節分は主婦には、そのあとのバレンタインより嬉しいというご意見も(うんうん)。
そして決してこんな話のメールばかりではなく、刺繍ってなに?な私にフレメネタ質問も頂きましたので、こちらにて。
フレメカタログは必要でしょうかというおたずね。
もしまだフレメビギナーであれば、まずはオンラインカタログをざっとご覧になってはどうでしょうか。
http://www.haandarbejdetsfremme.dk/
こちらの本社サイトのイギリスマークからPRODUCTの方にかなり出ています。
画像がないよ、というのもあってあまり見やすくはないのですが。実際のカタログよりむしろ数は多いかと。
オンラインカタログは他にもあったのですが、今はまた減ってしまって。
以前は日本のヤマナシヘムスロイドにもオンラインカタログがあったのですが、今はやはりデンマーク本社のあちらに繋いであります。(間違いもある困ったカタログでしたが、日本語でした)
と書いてはっと思い出しました。ヤマナシのサイトは引っ越しておりましたがサイトでの訂正が未だでした。
http://yhi1971.com/index.php?lang=ja
カタログも今は入手しやすいしずいぶんお安くなりましたが、これを買う値打ちを感じるかどうかはたぶんかなり両極端で。なくては生きてゆけない人と、こんなものにお金を払うのかと思う場合と、ではないかと思うので。
ああ、それにしてもここの白いバラベルプル、見てしまうと心が揺れます~、やっとあれだけ昨年片づけたのに。
http://www.haandarbejdetsfremme.dk/Produkter.asp?lang=GB&Step=2&Varegrp=11
ベルプルだけでもまだページは続いていますが、恐ろしいのでそれ以上クリック出来ません。
という欲しい病発症状態にPCを閉じていても24時間なれる非常に危険なブツが、紙のカタログです(笑)
PS
なぜか長いURLがちょん切れてしまいます、11番のベルプルのページの一ページ目です
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今週も一度も針を持たなかった刺繍サイトの管理人です。
で、少しヤケになって、生存報告代わりに非刺繍ネタを少々。
ネットにいるといろんな地域の方と、お話しして楽しいのですが。
私は大阪生まれでそこそこ日本の東西南北多少関わりもあったりしたのですが、やはり関西人でしょう。
ところが、私の知らない大阪の伝統食というのがあるらしくて。
そのひとつが節分の恵方巻なる海苔巻き丸かぶり。
これを昔からうちでは食べていたと言う方、本当にいらっしゃるのでしょうか。
私は商家育ちではないのですが、母はこいさん、いとさんのたぐいの呼び方で未だに呼ばれているし、私も学校の関係で船場だの、道修町だのといった家の友人もかなりいるのですが。
その誰もが、10数年前に、ある日突然お寿司屋さんさんのポスターで見るまでだれもこんなものを知らなかったのです。
船場の習慣って言われても、谷崎潤一郎の小説で、ヒロインが巻きずし丸かじりすると思います?
というわけで、巻きずしを食べていますか?とお尋ねの過去何年かのメール数通へのお返事。(メールを年単位で貯めているのか…)
「食べています(きっぱり)」――ありゃ?
だって、一応巻きずしならそれなりに真っ当なお食事。しかも完成品が売っているでしょ。
年に一回これさえ買っておけば、堂々と手抜きが出来る日。あとは汁物とお浸しでも添えておけば。
なんかいつものお寿司よりずいぶん割高な気もしますが、海苔業者とお寿司やさんの陰謀に「のったっ!」というわけで、買いに行くついでさえあれば、買って食べています。作るくらいなら他のものにしますよ。
まあついでに書き足すなら、私でものれない真偽の怪しい大阪の人気食べ物。
大阪駅の阪神百貨店の「いかやき」なるもの。
これもここ10年くらい前に突然昔からの行列の食べ物と言うことで有名になったようですが、私のまわりは誰も知らなかったのです。
そもそもお粉もの大国大阪といえど、厳しい階級制度があって(笑)
お好み焼き(栄養バランスも結構よくて、女性OK)>>たこやき(お祭りとか道頓堀とかのどちらかというとイベント食)>>>>>いかやき
タンクトップが普通の時代ですので、いかやきもぐっと上昇して普通食になったようですが、あれはマスコミのネタね、というのが私のまわりのふつうの意見です。たこやきの方がおいしいと思いますよ。
あのあたりで行列のファーストフード(というのはおかしいですが)なら、何十年も前から、隣の阪急百貨店の抹茶ジュース。
なぜか立ち飲みなどという事に縁のないような、一昔前のレディもあれだけは並んで買って飲んでいました。最近はどこでもあるし、場所が変わったからでしょうか、そんなに並んではいないようですが。
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