まあ来るべき物が来たと言うべきか。
昨年から気にはなっていたのですが、やはり絶版みたいで。それも全部。
出版社のオンラインストアの最後の一冊も消えたので、一応リクエストしておきました。
最初の一票目になるのはいやなので、誰かもっと元気な方がそのうちして下さるだろうと思ったんですが(控えめな性格…?)、嘆きのメールをあまりに頂くので。
「デンマークのクロスステッチ全8巻」すでに一部リクエストが上がっていたようですので、その分ISBNコードは外して、でも名称は一応全8巻としてリクエストしました。(ひとつひとつは面倒だっただけだったんですが)
たぶん先にリクエストされていた方に合併されるのではと思います。
あれは一時的なものだからリクエスト受け付けないよという対応が来ることを、期待しつつ、でももうさすがにダメかなあ。
追記:
それからヤマナシヘムスロイドのサイトではまだ数巻は在庫があるように出ています。在庫状況はリアルタイムではないのですが。
今までも一時的な品切れは何度もあったし、探している方に朗報が届きますように。
CLOSE
ここはフレメ・花糸サイトであったと、ふと…思い出して情報をひとつ。←もしもし
京都のユキパリスコレクションの春の特別展は
「クロスステッチ展」 4/21ー5/30 (必ずあちらのサイトで確認して下さい)
ベングトソンを中心に…とのことです。おおお。
うん、これでオフが出来そう。
でも、何とか展というのは、もう当分行きたくない見たくないんですが。
パチパチへのお礼やメールへのお返事がまたまた遅くなって申し訳ありません。いつもですが、素敵な暖かい言葉をたくさんありがとうございました。
なんとかもうちょっと旅行の事で書きたい事があって、時間(と集中力)があんまりないので、停めるとたぶんそのまま中断になりそうで。
と、刺繍から遠ざかっているのに、なぜかサイトのネタには困らないという不思議な私なんですが。またまたお知らせしたい素敵なサプライズがvvv。
えりさんのサイトやその長期人気企画の空き缶リメイク「TIN缶ギャラリー」をご存じない方なんていらっしゃらないと思うのですが。
http://www4.plala.or.jp/EsRoom/
今週発売の雑誌「ステッチidees」(日本ヴォーグ社)にその記事が出ました。出品作品がいくつか紹介されていて、ずっっっと前に出した私のものも一緒に出して頂けました。
どれかって?私もちょっと意外なほどフレメ・花糸ものが多かったので迷われるかな?
ヒントは…名前を読み上げてみたらたぶん…分かるかと。寒いオジンギャグかも。
秋冬号にはもう一度その季節のものが出るとか、投稿作品はいっぱいですから選ぶのも大変だったでしょうねえ。
でも私、本当に刺繍ばなれしていたので、この雑誌…知らなかった。ヴォーグなら違う刺繍雑誌を買っていたように思うのですが。あれも新しい雑誌だったのですが、さらにタイトルから全部変わったのね。
こんな経験までさせて頂いて、えりさん、ありがとうございました。
CLOSE
左サイドのちびBBSに新たに海外スパム除けを施しました。
海外向けなので差し支えはないと思いますが、万一お断りメッセージなど出ましたらお知らせ下さい。
ここしばらくいろいろ対応を繰り返していたのですが、敵もさるものでいたちごっこ。今回のが最終必殺技になると期待されています。どうかなあ。
円安を嘆いていましたが、何かいいもの買えましたか?というメールを頂きましたが。
刺繍関係はほとんど皆無です。
キットをひとつだけ(しかしこれが…思わず天を仰いでいます)。
あと小物ともいえないようなものがひとつ。
実は密かにベルプル金具を買うチャンスはないかと思ってはいたのですが。(横幅を変えたので以前用意したのがどれも合わなくなって)
こういうのは、案外地方へ行った方がいいお店もあって買い物しやすいのです。
いわゆるお買い物には子供のリクエスト以外は行っていないので、ついでもなくて。
私ベルプル金具のお買い物はいつもどうもスムースにゆかなくて。
ちなみに、主なお買い物は、必需品だし円安でも相変わらず倍以上安かったもので。
ダマール
(ダイアナ妃ご愛用ババシャツ、刺繍するにも必需品なのです)
アロマオイル
(今回はニールスヤードの本店で、すごく見つけにくい場所で前回は見つけられずやっと行けました)
どちらもチクチクの陰の協力者です。
問題はダマールをイギリスで返品したものが(サイズが微妙で2サイズ頼んだものがあったので)、帰国したら我が家に届いていた…。4ポンドで航空便でこれだけ送れるなら、残りも送りたかった(笑)。
いや、これをイギリスへ改めて送るかと思えば笑っていられない。痩せれば入るけど、大きいサイズの方が無駄になるし…ううむ。
ちなみに、パリのデパートのタックスリファンド手続きのコーナーへ行ったのですが。
子供が服とかを見たいと言うので。
私は単独のお店でしか手続きしたことがないので、こういうところは初めてだったのですが、たぶん混んでいた筈ですよね。でも日本人用コーナーはお客が二人しかいなくて、スタッフより少ないのです。
一般の国用のコーナーは長蛇の行列。
そして…隣の中国人のコーナーらしきところは人で溢れているようでした。
週末の混雑したデパートの一角でひっそりした日本人用カスタマーサービスはやはりちょっと寂しかったです。
しかし、娘の初のパリでの免税品が服一着とあとはクラフト用品とは。雲形定規なんてなぜこんなところで買うんだ。日本製はすぐ割れるので堅いのが欲しかったそうです……。まあいいけど。
CLOSE
とりあえずV&Aの記事を続けて更新しております。
なにしろ最近は昨日の晩ご飯もなんだっけーなので、どしどしとりあえず書いておかないと……。
感想などうだうだは後で書き足すとして、記憶違いがあると困るような事から。
間違った事など書いておりましたら、どしどしと(でもどうぞお手柔らかに)ご指摘頂けるとたいへん嬉しいです。
ところで、今回の旅行、ヨーロッパ(ではないかも、前回はイギリスだけでしたから)は4年振りなのですが、今までとは一番の違いは。
円安
中国人(団体観光客)が多い、多いなんてもんじゃないほど多い
この二つは日本にいてニュースなどで頭で分かってはいても、体験しないと解らないほどものすごいです。
円安はユーロとポンドは高くなったとは気付いていたので、ここ2年輸入はほとんどすべてアメリカに限っていたので、解ってはいたのですが、滞在中日常の生活必需品や公共料金でこれほど高く感じるとは。
(我が家は以前は衣料品や食料品など輸入調達の方が多いほどでしたが、最近は子供が大きくなったなどで輸入そのものが激減はしていました。)
たとえば普通のサンドイッチが3ポンド前後、これにミネラルウォーターだのコーラだのといった最低限のお持ち帰り軽食でひとり千円。え??
ルーブルのコーラなどは(レストランではなくただの瓶や缶)3.5ユーロだったかな。500円近いですよね。外でもそんなに安い訳ではなくて。
決して贅沢な旅行をしているつもりはないのですが、今まで飛行機代さえ払って行ってしまえば、国内旅行より安く楽しく過ごせたはずの海外旅行が怪しくなってきました。
帰宅して最初にスーパーへ行くと、あーあ何で日本はこんなに何でも高いのかと思っていたのですが、今回初めて、何を見ても安いっと思いました。
たしかに日本はデフレです。だから為替レート以上に国内の価格と差を感じるようです。これが大きいかも。
そして中国人については……すごいです。
4年前のロンドンにはあんなにいなかった。インド系アラブ系の方が目立っていました。
昨年の台湾より中国人が多かったと言って娘に笑われましたが、台湾にいるのは普通の中国人なのでいくら人混みでも気にならないのです(あちらの方の気にしているかもしれませんが)。
最初の経由地の空港で店員さんに「ニーハオ」と声をかけられて???だったのですが。
その後イギリスでもフランスでも何度もニーハオと言われ、こちらの表情をみて改めて「コンニチワ」。
実際に街に出てわかりました。街というよりいわゆる観光地。
ルーブルのミロのビーナスの周りなどひっきりなしにニーハオ団体さまご一行が取り囲み、フラッシュバンバン。しかもひとりづつ前できっちり記念撮影するのでたいへんな混雑です。
たまたまそのそばのリフトをよく使ったので何度も見ていたのですが、圧倒的な迫力。
遠巻きにして空くのを待つ白人観光客。日本人はさすがに最近は減ったのでしょうか、団体は毎日通っても2組くらいしか見ませんでした。
団体なので移動すると一気に静かになるので待てばいいのですが。
もちろんニケなども人気で、ポピュラーなものだと言えばそれまでなのですが。どうも大きい物がお好きなようです。
かっての日本人はあんな感じだったのかなあと思います。3年前にハワイに行った時もすでに日本人観光客は相手にしていないという感じでちょっと驚いたのですが、911の後で急激に減った時期だったからかと思っていました。
たぶん目立つのはかっての日本人観光客に言われたように、人種が違うことと団体で行動するからだと思いますが、恐るべし中国経済です。帰国して経済記事を読んでいたら外貨準備高が日本を抜いて世界一位とか。
ひとりひとりも非常にアクティブで、見るもの全てに一言言い合い、きっとハードなはずの旅行に疲れたようすもなく、途中でへたり込んでいる人なんて見ませんでした。中国料理はすごい。薬膳料理だろうか。
娘の年代がたとえばアメリカの大学のスカラシップなんか取ろうとしたら、あるいは海外で就職しようとしたら(うちの娘はもともと無理ですが)学力でも面接でも負けてほとんど中国の学生に取られちゃうと思います。
のんびり娘もこの意見には同意していました。(しかし頑張ろうという気はなさそう、不況デフレ日本育ちはひ弱です)インフレ育ちの母親はもっとひたすら軟弱ですが。
帰国したら、某野党のトップ交代の選挙中でふたりの候補者が花見の席でほろ酔いででろれつの回らぬインタビューが中継されていました。
スト中のフランスのTVで毎日出ていた長時間でもびくともせずにしゃべり続ける政治家、イギリスでちょうど起きた中国がらみの大きな事件での両政府の当局者を見た後では、かなり情けない。
酔った姿、泣く姿は政治家としてはすでに失格では?日本だけですよね、そんなものが親しみや同情を求めるなんて考えるのは。自国民はコーラを300円出しても飲めないんだ!(食い物恨みに怒り沸騰中の食いしん坊国民)別に与党党員とかではありませんので、念のため。
CLOSE
今回はほとんどパリにいたのですが、ちょうど学生ストの最中で。
夜のニュースでは暴動のすごい場面が出ているのですが、街は部分的にデモに出会うくらいでした。
最初にいたイギリスにいるとパリのニュースなんて全然ないし、パリでもフランス語のニュースなんて解るはずもないし。
バスや地下鉄のストの張り紙はじっと見るんですが。
そして今回久々にクリュニーへユニコーンのタペストリーを見に行こうとすれば、あれはパリ大学エリアのど真ん中。
パリに入った翌日ちょっと迷ったのですが、メトロの駅からカメのように首を出して地表の状態を見たところ、いつも通りの平和そうな人波でしたので、モグラのようにのこのこと這い出ました。博物館は地下鉄入り口の隣なので、何かあればメトロに飛び込んで帰ろうと思って。
博物館の入り口の向かいの大学の小さい門のひとつには警官がびっちり立っていましたが、目立った動きはありませんでした。
その上、一番の目的だったノルマンディのタペストリーを見に行く日は、鉄道もエールフランスも含めて一番大きなストがあるらしい日。
そこでせっかく日本でネット予約したチケットは、一日変更。
やっとパリに落ち着いたのに、その日はまた一日が空しく…、市内は平和なんですが、もともとほとんどの博物館も定休日だし、ホテルから離れすぎると戻るのが大変になるかもしれないので。
その後も散発的にデモはずっとあったのですが、いずれも平和的でだんだん慣れてきて、レストランの近くでデモがあっても余裕で御飯を食べ続け、ホテルの前でデモにあえば、観光客は暢気にカメラを構えているし。
夫は電話で娘に、そんなものからは離れろと心配して怒っているのですが、あっちが勝手に来るんだもん…、というモードでした。観光客のいるようなところはほとんど問題なしで、むしろあのスリとかも見かけなくて安全で良かったような。
ただ暴力的で激しいエリアは本当にたいへんだったようです。
それにパトカーがいっぱい走り回り、一度などルーブルの前の広場を横切るバスに乗っていたら、大量のパトカーが通り抜けようと押し寄せ、その先は河岸通りの渋滞。何がなんても隙間を見つけてつっこむパリのドライバーがパトカーのサイレンごときでおとなしく引っ込むはずもなくて。ルーブル前の観光バスも多いし交差点はルーブルからオルセーの向こうまで大渋滞。
そう言えばオルセーなども臨時閉館したとか。
明日もまたかなりストがあるようなので、ご旅行中の方は大丈夫かな。
CLOSE