新しい会社によるフレメも気になるし、今年は久々にサイトと刺繍に戻りかけたところへの、震災。
遠く離れていても、今になっても、言葉ではどう言えばいいのか。
神戸の震災後、余震が続いているというのに、関西の自宅から久々に東京へ行けば、全く過去の事とされていて、新聞の記事もすでに一面には出ていないし、TVの番組も普通通り。
この時も直接の被災はしていなくても、ちょっと寂しかったです。
今回はこちらが遠いところからなので、こうして少し日が経った時期には、なおさら何を思っても言っても空回りしそうで、あのときの事を思いだしています。
で、少しでも共通の事として、省エネ、特に夏の暑さ対策について、少し。
ここ何年か、かなりいろいろ試してみました。
これは電気代の節約と、私がエアコンが苦手、特にむち打ち後はだめ、という自己都合からだったのですが。
サーキュレーターばかり買い込んだ年もあれば、カーテンなどをどんどん替えた年もあったり。
その中で一番手っ取り早くて、しかもコストパーフォマンスのいいものは、シェードとかタープとか言われる日よけでした。
私が一番愛用しているのは、こちら(ごめんなさいamazonのからの画像です)
これはいろいろなサイズを買いましたが、小さくたためるし洗濯機で洗えるし。
二階などでも安全に使えます。
すだれタイプはバタバタするし、長持ちしないし。
シェード類も毎年どんどん種類が増えるし、お値段もいろいろですが、安いものは 紫外線はまあ防ぐけど、熱はあまり防がない。
それと安物は風通しが悪い場合が多いと思った方がいいみたいです。
風を通して熱をはじくというのは、やはり難しいようです。
コツは、室外に使うものがいいということ。熱を室内に入るまでにはじくこと。
そして、すだれのように真下に垂れ下がるものより、斜めのシェードやタープのように上の方から覆う方がいいです。
でもとにかく張っておけば、シェード類は、一万円なら一万円分、二千円なら二千円分はきっちり仕事してくれると思います。
みかん箱の中には非刺繍なものも当然混じっています。
そのひとつが、この寒さで重宝しています。
このアルパカの毛糸玉を買ったのはいったいいつか思い出せないほど昔。
棒針編みは守備外なのに、モノトーンとナチュラルな素材に弱いので、つい。
4,5年くらい前に娘が編んでいるのを見ていて、これを一緒に編み始めました。娘と同じ編み目では親としてのメンツが、というわけではないのですが、鹿の子編みに。
でも半分くらい編んだところで暖かくなりそのままでしたが、昨年末に刺繍のミカンと一緒に編み上げました。
できあがっても普通のマフラーはもういらないので、今風にわっかに仕上げ。
二重に巻いたり、頭に巻いたり。家事をしていても邪魔にならず、今年の寒さで、大活躍しています。
ネックウォーマーもシルクものなどのをいろいろ持っているのですが、惜しげなく使えていい感じ。
ウールのセーターは地肌に触れるとかぶれてしまうのですが、アルパカでかのこ編みなので、これは大丈夫。
鹿の子編みって面倒といわれますが、撚りの甘い糸なので、少々目を間違えても目立たないので、楽ちんでいた。
ほとんどのものは飾ることもないし、実用品も作らない刺繍と違って、こんな風に実用になるハンドメイドする人っていいなー。
こちらのサイトにはほとんど無関係ですが、一応。
今月末でNiftyとAOLのアカウントをすべて退会停止しました。
インターネット以前からのパソ通系で10年以上使っていたものばかりで、メルアドとしてはほとんど休眠でしたが、メルアドが貴重品だった名残で、とんでもない時に過去にさかのぼって身元保証として必要になることがあり、だらだらと放置していたのです。
古いアドレス帳に残っておりましたら、どうか消しておいて下さいませ。というか私そのものも消されていそう。
年賀状を2年連続して出さなかったくらい、プライベートではちょっと混乱というか停滞状況が続いて、あちらもこちらもご無沙汰ばかりでしたが、やっと気力を取り戻して整理し始めています。
なにしろ、家ですら、雨漏りがわかっていながら、対応する事も出来ず、やっとこの夏、調べてもらったら、大変な状況になっていて、家中大改修となったほどなのです。
というわけで、身軽な生活目指してオンもオフも見直し中です。
(ああ、でもまた花糸を買ってしまった)
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私も知らなかった大阪伝統食の続編(?)
由来の?な巻きずしではなく、別の大阪の伝統のお寿司を見つけました。
そしてティータイムのお店も。
大阪の刺繍専門店「かめしま」
大阪ミナミのど真ん中で地下鉄まで10歩、当然お食事どころには事欠かないはずなのですが、あまりにありすぎて、それにやはりそれなりにこちらにもいろいろ都合が(どんな…)
つい最近行ったのは「本福寿司」というお寿司屋さん。
場所はかめしまの並び南側すぐです。もちろん大丸百貨店の真向かい。
間口の小さな古めかしい古典的なお寿司屋さんの店構えです。
食べたのは「蒸し寿司」 食べられるのは冬の間だけです。
ほかほか~、今年の暖冬が恨めしいほどにほかほか~。しっとり味付けされたご飯に細かい具がたっぷり混ぜ込まれています。
茶わん蒸しもほかほかぷるるん~
刺繍と美味しいモノにちと(いやかなり)うるさい面々も満足~。
アフターかめしま お立ち寄り場として認定、ハンコポン、です。
蒸し寿司と言えばちらし寿司タイプを容器ごと蒸したもので、実は私と同行したうちのひとり(熱狂的蒸し寿司ファン)は京都のモノと信じていて、京都まで蒸し寿司ツアーに出かけたほどだったのです。
ところが最近の新聞でこれは大阪のものとか。京都まで行かなくても「あれ」が食べられる!というわけで出かけたのです。
私も含めて大阪育ちなら、このお店の前を何百回何千回と歩いた事があるはずなのに、みんな見逃していたのです。
ちなみに、今年の節分、かめしまさんの会長さんはここの巻きずしを社員に振る舞われたそうです。
美味しかった、お腹一杯と言いながら、デザートは別腹よと次に向かったのは、ココアの専門店 「AKAI TORI(赤い鳥)」。
テーブルの上にあるのはお店で飼っているカナリアじゃありません。
ここはケーキが鳥かごに入って出てくるのです。
他にもいろんなケーキなどがありますが、これが一番有名みたいです。
最近この心斎橋界隈でもすっかり少なくなった古いつくりのお店で、壁には世界中のココアのパッケージがべたべた。伝票は昔の童謡集「あかいとり」を模したフォルダに挟んで出てきます。
このあと近辺をあちこち走り回り(だってあのココア&ケーキのカロリーを消費するまで帰れない)、帰宅前に以前から寄りたかったお店にまたお茶を飲みに行きました。(カッ、カロリーは…)
先ほどの「あかいとり」と同じようなタイプのお店で、常連客が静かにお茶を飲んだり本を読んだりしていて、ミナミの喧噪から隔絶したお店でした。
かめしまとはちょうど背中合わせになる裏通りで、紅茶、というよりチャイの専門店で、やはり古いお店なのですが。
なんと、今月末で閉店だそうです。いずれ必ず再開する予定だそうですが。場所は変わるとか。こういう地味なお店はいくらバブル後とはいえ、この近辺での復活は難しいでしょう。
かめしまで買ったチャートや雑誌をぱらぱらとひとりで読むにはぴったりのお店だったのに、残念です。
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タイトルを見てなんだ?と思われたかと。
中毒110番という電話での相談システムを聞かれた事はあるでしょうか?
刺繍とはそれこそ全く離れた話題なのですが、ご覧になっている方には小さいお子さんをお持ちの方も多いかと思いますので、ちょっと書いておきます。
0990で始まる以前の番号はどちらも使えませんし、新しい番号の案内もありません。
替わったばかりなので、救急や病院もこの番号を知りませんでした。
大阪 072-727-2499 365日 24時間
つくば 029-852-9999 365日 9時~21時
危険なものを誤飲してしまった時の対処法などを教えてくれるサービスで、たとえば救急や病院に問い合わせてもここを紹介されると思います。
この電話番号が9月で替わったのですが、少なくとも都道府県クラスのお役所も病院もだれもそれを知らなかったのです。
この週末急な出来事があり、ここを紹介されたのですが、肝心の番号が替わっていて。
ちゃんとした名称もあやふやで番号の問い合わせも出来ませんでした。
なんとかどこかからその通達を探してくれたところがありましたが、ずっっとお話中でした。
待っている間に幸い不要になったので、良かったのですが、普通は一刻を争う事も多いと思います。
HPもありますが、古い番号しか出ていなくて、奥の方の別ページに予定として新しい番号が書かれていました。
http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf
サイトには細菌などの中毒の情報もありますが、電話相談は対象外です。
ちなみに各物質についての情報は、アクロバットリーダーで読むPDFファイルで、この手は古いPCだとフリーズしたり、閲覧に時間がかかるかもしれず、気が動転した母親が子供を抱きしめたまま読んですぐ頭に入るような書き方かどうか。
でも救急などはお構いなしにここへ相談しろと丸投げするようです。
うちもここの対象となるような用件ではないとしつこく言ったのですが、救急も病院もここを薦めるんですよね。
近頃は高齢化で子供より認知障害のお年寄りの方があぶないかもしれません。
と、やっぱりいろいろあった週末でしたが、無事何事もなく終わりました。
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メールのお返事、こちらへのお返事、いずれも恐れ入りますが、ちょっとお待ち下さいませ。たぶん一日の内には書けると思います。
この週末の一年で最大の手芸のイベントも行けなかった...。
今週家族が刺繍針を一本拾いました。以前なら珍しくないことなのですが、最近では滅多にないこと。そのあたりをずっっと掃除していなかったのがばれてしまいました。
というくらい刺繍から縁遠くなったのに、なぜかまだサイトを続けて引っ越しまでする私とは逆に、新しいサイトもどんどん。そんなひとつからまたリンクをして頂きました。
http://passionlife.blog71.fc2.com/ mayumiさま
ちなみに、サイトの引っ越しを機会にやりたいことは、ぜっったいあのぶっ壊してしまった昨年のリンク集の代わりに、なんとかリンクのページを作り直すぞ、という事です。
正直言って刺繍ネタでは落ちこぼれて、とってもおつきあいしきれない状況で、久しぶりにやっとリンクをしますとご報告に伺ったら…なくなっていたり、完全に休眠になっていたり。
一年って長いですねえ…
それから choco*nicoさまのところで昨日(あ、もう一昨日だ)から期間限定の手作りショップ開催中です、こっそりお知らせ。一日目にゆかないとだめなのですが、かわいい布バッグがおすすめです。
そして、「あの」ニードルブックまでも出ていました。
http://www.eonet.ne.jp/%7Echoconico/
昨日の更新の本に出てきた、カレン・ブリクセン、19世紀末生まれのデンマークの女性国民作家ですが、ご存じない方が普通ですよね。映画「愛と悲しみの果てに("out of Africa”がどうしてこういう訳に)」や「バベットの晩餐会」の原作者としてならわかるかも。
「バベット…」は北欧を旅行していると、空港や大きな駅でパリ行きを見る度、せめてランチを食べに飛び乗りたくなった人間には深く共感(コホン)。せめてイギリス料理やドイツ料理をと対岸まで海を泳いで渡りたくなったり。
「愛…」も、放浪先でいろいろ食べたレッドフォードにとって、デンマーク味付けのストリープはどうだったんだろうかと。(愛情は胃袋から)
いえ、北欧料理がまずいっていう訳ではなくて(言っている)、味がねえ、あれだけ素材が豊かなのに。結局伝統の問題なので、昔の北欧はやはり貧しかったのでしょう。味に執着とか愛情がないんです。
すみません、只今買い物も行けずろくなものを作れず食べていないので、つい辛口に。
で、なぜこれを書いたかと言うと(食い物恨みではなく)、このブリクセンの家がコペンの北にありまして、フレメファンならちょっと心そそられる家なので、行きたかったのです。
結局未だに行っていないのですが、もしどなたか興味を持たれたらぜひ。画像と訪問記をお待ちしております。今ではサイトまで出来ている。
ブリクセン博物館 http://www.karen-blixen.dk/
WinklerやBengssonに出てくるようなデンマークの古い民家です。
なぜか何度コペンに行っても、人魚姫もハムレットのお城も見たことがないし、見たくもないのですが、ここはいつか行ってみたいところです。
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