雪の一日でした。
昨日は、今日からのお天気と連休を避けて、なんとか気になっていた美術展に行ってきました。
フィレンツェのウフィツィ、有名なメインの建物ではなく、そこから伸びる回廊の肖像画コレクションというかなり通好みな催しでした。
数年前に現地で行ったのですが、ここは美術品よりもその建物のロケーションこそがすばらしくて、中身だけではちょっと寂しかったです。
現地に行っても一般に入ることが難しいところなので、そのときの写真なぞちょっと。
帰国後、サイトに書きかけたままでしたが、あまりに久々でタグなぞすっかり忘れたため、とりあえずこちらに。
右の建物がウフィツィで、そこから伸びてベッキオ橋に続く赤い瓦の二階部分。川向こうからもさらに続き、終点はもうひとつのルネサンスの宝庫であるピッティ宮です。
そのベッキオ橋を二階から見下ろすとこんな感じ。
下界の賑わいを遙かに見ながら、ひっそりした回廊を、４００年に渡る無数の自画像に囲まれて静かに歩いてゆくのです。
長年公開していない年の方が多かったし、申し込めるとしても、一年のうちのわずかな日だけ。希望者が多すぎてもだめ、少なすぎてもだめ。キャンセルも変更も出来ないし、結果もぎりぎりまで分からない。そのため不成立も多く、海外の旅行者どころかイタリア人にもやっかいなところ。
このときは本当にラッキーで、日米独（だったかな）の三組の家族やカップルでぎりぎりどんぴしゃ成立。ガイドさんとのこじんまりとしたグループでした。
生きております。でもって一点作品を５月にアップと思いながら、放置。
春の京都のユキパリス展はなんとかぎりぎりで行って参りました。どれも言葉にも尽くせぬ作品のすばらしさなので、こちらに感想も書けず（単に書かなかっただけか）
それに売店の本の中に、フレミッシュ織りのスウェーデンの古書があったりしてなかなかでした。
で、古い話はさておいて、刺繍に関係した展覧会を見て参りました。
メインは奈良国立博物館の「法隆寺金堂展」
http://www.narahaku.go.jp/exhib/2008toku/horyuji/horyuji-1.htm
いつも暗くてよく見えないものばかりなので、しっかりと見せてもらえてもちろん満足。
壁画なんか一度でいいから、原寸大コピーでもいいから見てみたいとずっと思っていたので、しみじみ。
これが焼失前だったらもちろん良かったのですが。
これがメインなのですが、実は一緒にいくつか特別展があり、金堂展の影に隠れて知らなかったのですが、以外と良かったのです。
ひとつは「建築を表現する」で、古代からの建築をテーマにした美術品。埴輪の家あたりから始まり、信貴山縁起絵巻で当時の豪邸の中の様子を見たり、なかなか楽しかったです。
そしてもうひとつは「繍仏と染織の美」
http://www.narahaku.go.jp/exhib/2008hei/2008hei_65_shubutsu.htm
繍仏というのは、刺繍での来迎図とか幡などで、絵画か織りが普通なので珍しかったです。
その中に日本の刺繍のピカイチである「天寿国繍帳」がさりげなくあって、嬉しい驚き。なにしろ中宮寺へ行ってもレプリカしかありませんから。
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一気に秋になりましたが、しばらくへたっておりました。この気候になると毎年なんですが。
お返事なども気になりつつ、とりあえず速攻で期限付きの急ぐ件のみ。
ぜひご紹介したかったのですがすっかり遅くなって。ごめんなさい。
恒例ですが、京都のお教室の作品展です。複数お教室があるのですが、こちらは「スコーネクラブ」様。
センスのすばらしさは折り紙付き。すでに始まっていますが、秋の京都でひととき北欧の冬を。
１１月１５日（木）ー２０日（火） 11-18 (最終日は-17まで)
京都 ギャルリー三条柳馬場 http://www.galerie-sanyanagi.join-us.jp/index.html
コラボのお店のご案内はがきも素敵です http://www.oriya.jp/top-kokuchi-shishuten.html
行きたかったのですが、なんとか私が復活したとたん子供が風邪で。今日も午前中は病院へ。京都だと仕事のあとはちょっと無理なのよね。
新緑の季節にフレメの展示会の情報をNAOKOさまより頂いたので転載致します。
丁寧な説明をありがとうございました。
私には遠すぎるのが残念。お近くの方はいらっしゃいませんか？
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「花糸で楽しむクロスステッチ（刺繍の国デンマークから）」
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北欧デンマークからリネンと全102色の花糸を使った温かみのあるデザインをお楽しみください。13名のStitcherによる作品展です。
主催：北欧クロスステッチサークル vixSes!
会場：仙台市青葉区一番町３－７－１ 東北電力グリーンプラザ ギャラリーS
日時：5/30（火）～6/4（日） 10時～18時
グリーンプラザの場所などはこちらから。
http://www.tohoku-epco.co.jp/fureai/pr/d_green.htm
ここはフレメ・花糸サイトであったと、ふと…思い出して情報をひとつ。←もしもし
京都のユキパリスコレクションの春の特別展は
「クロスステッチ展」 ４／２１ー５／３０ （必ずあちらのサイトで確認して下さい）
ベングトソンを中心に…とのことです。おおお。
うん、これでオフが出来そう。
でも、何とか展というのは、もう当分行きたくない見たくないんですが。
刺繍へのリハビリを兼ねて、また何か作品展でもないかなと思っているのですが。
東では大きなのがあるし、西でもそれなりにちょこちょこと。
☆素晴らしき刺繍の世界
春の大きなイベントは、雄鶏社のGW前のイベントがあるのですが、どなたか何かお聞きになりましたか？サイトでも１２月には詳細が出る予定となったままで。どうなったのかなあと思って。
ルサージュの一泊ワークショップ…、映画を見た後なのでちょっとそそられますが。
個人出品なんてされる方もいらっしゃるのかなあ。
西の方で手近なところでは
☆来週のキルトフェア、そごうに用があるので行こうかなと思うのですが、この時期人混みは行きたくないなあ。
とりあえずこれは行こうかなと考えています。
☆一度覗いてみたかったビオレー美術館のイベントですが
http://www17.ocn.ne.jp/~maikon05/
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京都で草乃しずか日本刺繍作品展を見てきました。
もう溜息ものでしたが、
大きく３つに分かれていて、最初は桜をテーマにしたもの。そしてメインが源氏物語をテーマにしたもので伝統的な感じのものでした。
そして最期がオリジナルコンセプトのモダンなもので、私はこれが印象的でした。
作者の一生を十年ごとに作品にしたものは、こちらもそろそろそれなりにまとまったトシになったので一際印象的でしたが、６０過ぎてまだまだ人生に対する情熱を失われないのが素晴らしいと心で喝采。
奈良中宮寺の国宝である天寿国曼荼羅繍帳と共通したモチーフも多い宗教的な三部作も素晴らしく、みっつめは秋の七草など野の花をちりばめたもので、これが一番素敵と思ったのはやはり根っからの野の花好きなんですね。
作品展でのいつまでも若々しく美しいお写真と素晴らしい人生の姿勢に感激したし、同行した方に、今年はダイエットをするんだと言いまくっていたのですが、最期にひとりになってからそのまま同じデパートのお店へふらふらと寄って（ちょうどバーゲンでした）お洋服をかなり買いました。デパートってウエスト６６以上はございません、なんていじわる言わないので好き…。ダイエットは最初から諦めている根性なしな私。
草乃しずかサイト http://homepage3.nifty.com/yumeshishu/toppage.html
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書きかけの記事がありましたので、追加。東京の方の方はもうご覧になったかと思うのですが。
「クレールの刺繍」 http://www.cqn.co.jp/claire/
カンヌで受賞したもので、フランスで一番ゴージャスな刺繍で有名なルサージュの作品を、登場人物の作品として出しているということで、楽しみにしています。
特にサイトのデザインがまた楽しくて。タイトルなどをクロスステッチにしているのが、また嬉しい。ルサージュがクロスかいっ？というのはまあ見逃して。ルサージュやビーズ刺繍についてもちょっと記事が出ています。
大阪は１０月からですし、上映館も限られていますが、どんななんでしょうか。あっという間に終わりそうなので、しっかり予定に組み込んで行かなくては。
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