THREADNEEDLE STREET
りのさんのお店訪問記
最初は花糸やリネンを売っているお店というだけで利用してみたのですが、対応の細かさ丁寧さにお世話になりっぱなしのお店になりました(フレメキットは在庫はなし)。最近はフレメ関係より、複雑な材料が必要なホワイトワークやサンプラーものの材料や本でお世話になっています。
りのさんがシアトルへ、とうかがったときから書いていただくのを楽しみにしていました。なお、お店と町の画像はオーナーのDeniseさんにお願いして撮って頂きました。
りのさんは、刺繍から織りまで多彩な工芸を楽しまれています。そしてご家族がお作りになった刺繍ソフトを使ってすばらしいオリジナルを発表されています。
シアトルに来てからどこかで知ったThreadneedle Streetという手芸店をgardenさんが使っておられるお店だと伺い、ぜひ行かなければと思って数ヶ月、やっとお店を訪れることができました。
シアトルのダウンタウンから車なら30分ほどの小さな町IssaquaにThreadneedle Streetはあります。私は車を持っていないので、地図で場所を調べてバスで行くことにしました。途中乗り換えて1時間弱でお店があるべき場所の近くに到着。一見お店は見当たらないけれど周囲に大きな店はなく、あるならここにしかないだろう・・と、いくつか店が入っている横長い建物に向かって歩きました。すると、小さな目立たない看板に「Threadneedle Street」。その下に、ひっそりと1枚のドアがあって、そこがお店でした。
お店正面
中に入ると、手描きのニードルポイントのキャンバスが入り口近くに沢山飾られていました。店内は小さいのですが、所狭しとものが並べられています。店の手前半分のスペースにはクロスステッチのチャートやキット、カットクロス、、、奥の半分は、ありとあらゆる糸・糸・糸!店の名前だけあると感心しました。フレメの花糸も、ちゃんとフレメの木のラックに下がっていました。
私にはこれがアメリカに来て初めての刺繍専門店だったので、すっかり舞い上がってしまい何を買いに来たのかも忘れて「きゃーこれがある、あれがある」と心の中で大騒ぎしました。オーナーの方の対応もとても丁寧でよい印象でした。
Websiteを見て想像していたよりも本の在庫が少なかったのが残念でしたが、置いてある本は粒ぞろいで、実際に手にとって見ることができるのはやはり実際のお店の良さだなあと思いました。
刺しゅう用品も揃っていたし、小さいながらも充実した品揃えの素敵なお店でした。レジの前にラナーテの小さなクロスステッチの図案がプチポアンに使われて飾られていました。今度ここに来たら、これを私も刺してみたいのだけどって聞いてみようと思いながらお店をでました。(もちろん、買い物もしました!)