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BERGEN 2

ノルウエーの手工芸のお店

Husfliden
フースフリーデン

ベルゲンにはオスロで一番大きな手工芸のお店と同名のノルウェー手工芸のお店があります。
もともと同じお店なのですが数年前に別会社になったようです。観光客で混んでいる旧市街の中心の観光局の隣の建物全部ですが、落ち着いたひっそりとしたお店です。

お店の取り扱い品も、お店の名前の意味もちょうどスウェーデンの「ヘムスロイド」やデンマークのHaandarbejdets(フレメ)にあたります。観光客目当てのおみやげ屋とはちょっと違うところで、今回の滞在の目的のひとつでした。
完成品のセーター類や白木の木工品、北欧家具、インテリア雑貨だけではなく、手作りする人のために編み物や織物の材料を扱っています。
ノルウェーはなんといっても織りの国です。
厳しい寒さと絶え間なく降る雨の室内を飾るのにぴったりです。店内にもあちこちにタペストリーが飾られていました。大きすぎて撮せないものもたくさん。
片隅に置かれたタペストリーの織り機、少し織った部分が見えるでしょうか。これはたぶん飾りとして置かれたものかと思いますが、家庭では木製の枠だけのようなもので手軽に織ります。
あまり人も上がってこない三階はタペストリーの材料と下絵がいっぱいです。刺繍と違って図案も大きく出してもらうだけでも大変。ついつい大量に買い込んだので、のんびりした店員さんには計算に時間がかかるので午後か明日支払いに来いと言われました。
明日から本格的に観光するので今日中にと思って午後寄るとまだ出来ていない。時差で眠くて早く寝たいのにずいぶん待たされました。
子どもには手芸のお店は退屈で、娘は越前屋もカメシマも5分か10分が限界です。まあそれが普通だと思うのですが。
ところが海外のお店は大丈夫なんです。特に今回の北欧ではいずこのお店でも楽しく過ごしていました。その中で最高だったのはここ。子供用の遊び場付きでした。中二階の張り出しなのでいい場所だと思います。おかげで親は待たされてイライラでしたが、子どもはすっかりくつろいでいました。
ノルウェーはもちろんノルディックセーターが有名。セーターは日本人の手の長さに合わないものも多く、かなり重いのですが。

やはりお奨めはノルウェー独特の金具のついた前あきのもの。しっかりしているのでジャケット代わりにもなり、薄手のコートの下に着れば日本の真冬も大丈夫です。
たいへんお高いのが難なのですが、10年以上前に買ったものがびくともしないので、2枚目の出番がなくそちらは仕舞ったままです。
自分で編む方はこちらの売場です。上の階で織りの糸玉の並んでいるのもワクワクしますが、手編み糸も見ているだけで何か編みたくなりました。
刺繍は、織りのフロアーの片隅にあり、買っている人も見かけませんでした。

各地の独特のパターンの見本帳のようなものがありました。見本帳と言っても据え置きになっている大きなものです。刺繍というよりチロリアンテープに近いようなものがいろいろありました。民族衣装にあしらって使われているようです。

私はあまりトラッドなものに興味がなく、そのころはハーダンガーもほとんどしていなかったので、まあ記念にとクロスステッチのオリジナルのキットを買いました。ノルウェーは刺繍に関しては古典柄のシンプルな幾何学模様が中心のようです。

買ったキットはどこかで埋もれているので、代わりにノルウェースタイルのセーター。ちょっと見えにくいですが前あきと袖口の金具が特徴です。
日本には同名の店があり、毛糸など同じ商品も取り扱っています。

フースフリーデン 青山

1998-2006 CASA STITCHA