何年かに一度、いつの間にか一色消えて、忘れた頃に一色増えているといった、花糸が今年は一気に30色ほど増えるとか。
期待混じりの想像としては、他の後発花糸のように、DMCの花糸とかの代用ではなく、過去の消えたHF花糸の色の復活となって欲しい。Doverや古いカレンダーに出てくるような。
#65だったっけ、のように未だに未練な好みの色があって。
しつこく何十年も、残っていたわずかな糸をサンプルとしていろんな花糸で代わりを探していました。
是非是非復活して欲しい。
みかん第二弾は、昨年末クリスマスに間に合わせようとして無理だったブツ。
デザインはご存じ赤のクリスマス。
以前のお教室の作品展用課題だったので、かなり粗いリネンにウールと麻糸の二本取りで。
渡されたリネンがなぜか私のだけ縦の長さが短かかったようで。知らずに指示通りに端から刺していったら、はみ出たので(!!)、リネンの余分はないとのことで、泣く泣くやり直したのですが。
絡んで切りまくっても解くのが大変な糸だし、なんとか半分刺したけど、念のため追加の代わりの糸をお願いしたら、先生からもう残っていないからねっ、と言われ、ぶちっとやめたというとっても不愉快なブツでした。
結局白糸が足りなくなり、他の刺繍用毛糸はどれもだめで、ノルウェーの織り用の糸をほぐしてよりをとって使いました。
今年のクリスマスには飾れそうです。
フレメの転身でスタートの元旦となりましたが、古キットと古本に埋もれて、手の遊んでいる私には、今更どうということも。
ただこれでますます新しい情報には疎くなるので、気になっていたサイトのリニューアルもこれでしなくていいだろうと、実はちょっとやれやれです。
いずれにしても、今年はちょっと刺せそうなので、以前のようにマイペースでのんびり刺したいです。
と、ここで早速リネンを引っ張り出して......はいけないと、昨年のリフォームの時も、きりのないブツの山に反省したので、まずはミカン(未完)箱から一点でも。
今年最初のミカンちゃん
本当は普通の風景ものなのですが、周囲の背景(空と地面)をやめて、家の部分だけでカレンダーのヘッド風に。
本当は家型の布箱を作ろうと刺しかけたミカンちゃんでした。屋根は箱の蓋になるはずだったので、ちょっとボリュームを出したくてステッチの密度も変えてロング&ショートステッチで。
箱にするのはやめましたが、なにしろ世は3Dの時代です、
正面からの画像ではちょっとわからないでしょうが、屋根の部分も別のリネン、台紙で奥行きを作ってちょっと立体感を。完全な3Dは諦めましたが、2.1Dくらいにはなったかと。
これは以前滞在したことのある街の図案なので、取り寄せたものなのです。この建物は見たかどうか分からないのですが、(真冬だったので、外が明るい時間がないし、寒いので、外を歩いていても窓は見ても(楽しい~)外壁や屋根なんか見ない)刺す前に観光局の方に尋ねたら、今でも残っているそうです。
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